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株式会社 栞design

しおり通信

用途変更(コンバージョン)その1

作成日:2019年11月12日(火)

仕事に追われている間にすっかり秋が深まっています。

 

栞designの5年目も、おかげさまでたくさんの方からお仕事のご依頼を受けております。

そして最近、特に力を入れているのが既存建物の用途変更(コンバージョン)です。

 

既存建物をストックし活用することはメリットが多くあります。

例えば資源の無駄遣いを防いだり

建築コストがおさえられたり

解体工事や基礎工事、躯体工事などのうちのかなりの部分の工期が短縮できます。

 

建物の用途変更(コンバージョン)を行うことで

建物を持続的に活用し続けることが可能になります。

 

そんないいことがたくさんあるコンバージョンですが

対象建物の資料が残っていないとなると一大事!

 

15年以上前に完成した建物の多くが建築の完了検査を受けずに使用されています。

そればかりか確認申請という申請時の図面すら残っていない物件が多数あります。

ということは構造図も、構造計算書もないのです。

 

建物の使われ方が変われば当然建物にかかる荷重も変わります。

以前の用途より荷重が重くなる場合、それでも安全性を担保できなければ

コンバージョンもなかなか叶わないこととなります。

多くの関係者はコンバージョンをあきらめて解体、そして新しく工事を始めています。

 

私たちは栞designの設立当初からこの問題に取り組み続けてきました。

何とか建物の健康診断を行い、場合によっては補強をしたうえで

構造上の安全性を担保してその建物を継続的に運用できるようにしてあげたいのです。

 

幸いにも栞designでは大変信頼のおける構造設計事務所の先生に

多くの事を教えていただきながら過去の物件の構造の安全の確認方法について

学ぶことができます。

例えば構造の安全基準は常に改定されていますが

多くの構造設計者が最新のソフトで構造解析を行っているため

建物が建築された時点での安全基準で構造計算を行える人が少ないのです。

その先生のお力で最後は手計算ででも建物の安全性を立証してもらえるのは

大変ありがたいことだと思っています。

 

完了検査済証や既存図面がなく、既存の建物の有効活用をお考えの方。

私たちと一緒にそのご要望を実現してみませんか。

 

次回は具体的にどのような手順でコンバージョンを進めるのか

触れていきたいと思います。

 

用途変更(コンバージョン)その2につづく

 

須藤